株式会社FONDO様とのコラボレーションで、ポッドキャストの番組を作成しました!
最近巷で叫ばれている“DX”について、全8回に渡って対談します。
DXはデラックスじゃない!
DX(デジタルトランスフォーメーション)は、情報をデジタル化し、そのデジタル化された情報を活用して働き方や仕事の仕組み、延いてはみんなの生活などの社会を変えていくことです。
とはいえ、一足飛びにDXを目指すと失敗します。
現場には、必ず“アナログ”的な問題があります。
この番組を通じて、DXの進め方や、DXを進める際に障害となる現場に横たわる問題とは具体的にどういったことか、私たちの体験をもとに分かりやすくお伝えしていきます。
株式会社FONDO様との取り組み
私がこれまでに株式会社FONDO様と取り組んできた事例をいくつか紹介します。
※顧客情報を含みますので、表現があいまいになる箇所がありますがご容赦ください。
電流値ロギングシステム開発
プラスチックリサイクルメーカー様における、監視作業省人化に向けた取り組みの一環です。
とある品質を決める重要工程があり、この工程は人の目に頼った常時監視が必要になっています。
そこで、人が見ている情報の一部である電流値の変動パターンを統計や機械学習を活用しながら自動化できないか、青山学院大学との共同研究を開始させることとなりました。
その際、電流値をロギングしなければなりませんが、現状の設備ではデジタル信号が出ておらず、電流値を取得する端末やシステムを構築する必要がありました。
既に出回っているツールやシステムを活用すれば簡単にできるかもしれませんが、レトロフィットとともに、最小のシステムを安価で実現できるものがなく、自らが開発する必要があったのです。
その際、ハードにもソフトにも強く、何より現場に強いFONDO様は、心強い味方となりました。
おかげさまで、2020年10月現在、順調にデータ解析および無人監視システムの研究を進めることができています。
技術情報検索システム開発
防音設備メーカー様(A社)における、得意先との技術情報共有に向けた取り組みの一環です。
主要取引先(X社)とは長年の付き合いで、受注する案件に関する詳細な技術情報がたくさん蓄積されていました。
一方のX社は、設計者が時代とともに変わったりしたこともあり、詳細な技術情報が継承されず、設計に生かすための詳細な技術情報や見積もりなどに関して、全て委託先のA社に聞くようになっていました。
A社においては、最も技術に優れた社長が問い合わせ窓口となっており、X社の各担当者から、多いときで1日5件程度と頻繁に問い合わせ電話があり、その都度、データを検索してX社に送付しているなど、A社社長の業務に大きな支障をきたしていました。
そんな業務の改善を目的として、X社からA社の技術情報を検索できるシステムを構築することとしました。
A社のノウハウを守りながら、X社にとっても使い勝手が良いメリットをもたらすシステムの開発に当たり、出回っているツールではパッケージが大きすぎて費用面で導入が困難なシステムを、ミニマムの機能で安価に開発してくれるメーカーとしてFONDO様にお願いいたしました。
2020年現在、X社からも期待が大きい上記のシステムを順調に開発中です。
おわりに
「自社でもぜひDXに取り組んでみたい!」
「取り組みを考えているDXを加速させたい!」
という方は、遠慮なく下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。