中小製造業の経営理念/ビジョンの作り方3つのステップ

お問い合わせ
中小企業の製造業のコンサルティングならGEMBAコンサルティング

ブログ

中小製造業の経営理念/ビジョンの作り方3つのステップ

経営理念

この記事では、中小企業、とりわけ中小企業の製造業において、どのように経営理念やビジョンを明確にしていくか、あるいは変えていくか、そしてどのように組織に浸透させていくかを紹介します。

製造業の企業は、他の業種と比較すると経営理念や社是と呼ばれるものが掲げられている企業が多いです。

その背景には、比較的歴史が長く、創業者の想いや体験が言語化されるまでの時間が十分にあったこともあると思います。

しかしながら、現在の日本の製造業の中でも、特に今の社長が一代で築き上げてきたような中小製造業では、明確な企業理念が掲げられていない会社もあります。

また、時代の変化とともに顧客が変わってきたり、作る製品が変わってきたり、規模が変わってきたり、あるいは事業承継で社長や経営陣が変わったりする際に、新たな経営者の想いを言語化しなおす必要性が生じることもあります。

経営理念やビジョンなどが明確に言語化できていなかったり、時代に合っていないと感じられて“お飾り”になってしまっていることもあると思いますが、それは必ずしも悪いことではなく順番の問題であると考えています。

企業としては、まず先に売上の確保と販路の構築、そして従業員への給与の支払いを重点的に行うことは当然のことです。

ただし、一定レベル以上に成長するためや、次世代へと事業承継を考えられている会社にとっては、企業としての理念やビジョンはなくてはならないものになります。

この記事では、そんな企業理念の重要性と具体的な作り方/作り直し方について説明します。

企業理念/経営理念とは

経営理念

企業理念とは「企業の存在意義と企業の在り方や社会的な役割を定義したもの」で、企業が持つべき方向性や価値観を表すものです。

創業者が企業を設立する際に考え抜かれたものであることが多く、経営理念やビジョンの基盤となり、経営者や経営幹部にとって、企業理念は組織を統率し、ビジョンの実現に向けた方向性を示す重要な要素となります。

  • この企業は何のために存在しているのか
  • そのためにどんな企業であるべきか
  • 社会の中でどのような役割を果たしていくのか

ということをそれぞれの企業が言葉で表しているものですね。

有名大企業などの企業理念は目にしたことや聞いたこともあるかもしれませんので、いくつか事例を紹介します。

◆株式会社オリエンタルランド(東京ディズニーリゾート)

自由でみずみずしい発想を原動力に

すばらしい夢と感動

ひととしての喜び

そしてやすらぎを提供します。

※公式サイトより引用

◆京セラ株式会社(創業者:稲森和夫)

・社是

“敬天愛人”

常に公明正大 謙虚な心で 仕事にあたり

天を敬い 人を愛し 仕事を愛し

会社を愛し 国を愛する心

・経営理念

全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること

※公式サイトより引用

◆ソフトバンク株式会社

情報革命で人々を幸せに

※公式サイトより引用

◆トヨタ自動車株式会社

・基本理念

  1. 内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす
  2. 各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する
  3. クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む
  4. 様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する
  5. 労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる
  6. グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす
  7. 開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する

※公式サイトより引用

◆パナソニック株式会社

産業人たるの本分に徹し社会生活の改善と向上を図り

世界文化の進展に寄与せんことを期す

※公式サイトより引用

こうして並べてみると、各社かなり練りに練られた言葉であることを実感しますし、自社でこのようなものが作れるのかと不安にもなりますね。

その作り方は後述しますが、ここで一度、企業理念ではなく経営理念に目を向けてみましょう。

経営理念は、経営者が会社を経営する際の指針や方針を示したものです。

企業理念とは異なり、経営理念は経営者の個人的な哲学や信念に基づいています。

経営者の思考や価値観が経営理念として表現され、組織のメンバーに共有されることで、会社の経営方針やビジョンを形成します。

経営理念は、企業理念と密接に関連しており、相互補完的な関係にあると定義されます。

企業理念は、会社全体の目標や方向性を示し、経営理念はその目標を達成するための具体的な指針を提供するものです。

企業理念が会社の存在意義や価値観を表現するのに対し、経営理念は経営者の思考やビジョンを反映したものです。

経営者が企業理念に基づいて経営を行い、組織全体がその理念を共有することで、会社の目標達成に向けた一体感や協力体制が形成されます。

しかしながら、実際には企業理念と経営理念を明確に区別して掲げている企業はほとんどありません。

企業と経営を一体としてとらえ、区別することなく考えていっても全く差し支えないと考えられます。

企業理念の3つの意義

企業理念を作ることが難しいからと言って、いつまでも作らずに放っておくと、組織は空中分解を起こしてしまいます。

実際、私が以前にいた企業では明確な企業理念がなく、役員間の軋轢や従業員同士の仲の悪さなど、良くないことがたくさん起こっていました。

さて、そんな経験も踏まえて、企業理念には以下の3つの意義があると考えます。

  1. 社員のモチベーションを高める
  2. 社員の判断基準となる
  3. コミュニケーションのベースとなる

まず、社員のモチベーションを高める点では、企業理念は単なる文言ではなく、共有された目標や価値観を体現するものであると言えます。

これは社員が自身の仕事に意味を見出し、組織目標に向かって積極的に取り組む動機付けになり、結果として、チーム全体の生産性が向上し、個々の成果にもつながります。

また、企業理念は社員の判断基準にもなります。

具体的には、企業理念は組織内で一貫性のある行動基準を提供するものであって、個々の社員の判断や意思決定においての指針となるものです。

組織の全社員が企業理念を共有し、それに基づいて行動すれば、組織全体での方針の一貫性が生まれ、混乱や不確実性を減らし、迅速な現場での意思決定を可能にします。

そして、企業理念はコミュニケーションのベースとして機能します。

共有された価値観や目標は、組織内外のコミュニケーションの土台となります。社員同士や組織と顧客・パートナーとの間での円滑なコミュニケーションは、信頼を築き上げ、協力関係を促進します。企業理念を共有することでお互いのベースの価値観などを前提としたコミュニケーションとなるため、意思疎通が円滑になり、組織全体が一丸となって目標に向かって進むことが可能になります。

これらの企業理念の意義は、企業理念を単なる文書ではなく、組織の魂と捉えることが重要だと考えます。

ただ企業理念を作るだけでなく、掲げられた企業理念を実践し、日々の行動の中で浸透させることが不可欠です。

企業理念が浸透することで、組織はより健全に統合され、共通の目標を達成するための強力なエンジンとなるでしょう。

みんなが同じ目標に向かって自主的に行動・判断できる組織が強い。

これは言うまでもありませんよね!

良い企業理念の3つのポイント

経営理念の決め方

さて、どうせ企業理念を作るのであれば、そんなに簡単に変えたくはありませんし、なるべく良いものにしたいと思うのは当然です。

しかしながら、先ほどの事例でも示したような企業理念の言葉は、一朝一夕でできるものでもありません。

また、必ずしもカッコ良い言葉になっていなくても良いと考えています。

逆に、難しくカッコ良い言葉にしようとした結果、本当の想いが伝わりにくくなってしまった事例も見かけます。

ここでは、これまで様々な企業の企業理念を見てきた中で、良い企業理念に含まれている共通する3つのポイントを紹介していきます。

何のために存在しているのか

その企業は何のために存在しているのか。

良い企業理念にはこれが何らかの形で盛り込まれています。

どんな世の中を実現したいか、どんな形で社会に貢献したいか、そのために何をしたいかなど、存在意義が読み取れる文言が含まれているのです。

サントリーホールディングス株式会社は、わたしたちの目的と掲げて、

「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命いのちの輝き』をめざす。」

※公式サイトより引用

としています。

また、ANAホールディングス株式会社では、

「安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で夢にあふれる未来に貢献します」

※公式サイトより引用

と掲げています。

いずれも、社会貢献のカタチが明確に表現できているのではないでしょうか。

ゆずれない単語は入っているか

企業、あるいは経営者としてこだわりの言葉があると思います。

良い企業理念には、そんな経営者の想いが乗りますので、よく読むと「あぁ、これが譲れない単語なのかな」というキーワードが浮かび上がってくるものです。

それは社長の口癖であり、役員の口癖であり、やがては社員全員の口癖になる。

そんな言葉が盛り込まれている企業理念は、非常の良いなぁと思うことが多いのです。

株式会社ブリヂストンでは、心構えとして、

「誠実協調」

「進取独創」

「現物現場」

「熟慮断行」

※公式サイトより引用

を掲げています。

これらの言葉は、いずれも創業者はじめ経営陣の口癖となっていることが想像できますね。

事業領域は明確か

さて、抽象的な概念だけの企業理念は何も面白味がありません。

というより、具体的に何をするのかが分かりにくいのです。

そこで、事業の領域を示す言葉が入っていると、その企業としての社会貢献の関わり方や役割へと理解をつなげていくことが出来るようになるのです。

「全人類を幸せにする!」

といったところで、どうやって?何で?という感じになっちゃいますからね(笑)

TOTO株式会社では、

私たちTOTOグループは、社会の発展に貢献し、世界の人々から信頼される企業を目指します。

そのために

  • 水まわりを中心とした、豊かで快適な生活文化を創造します。
  • さまざまな提案を通じ、お客様の期待以上の満足を追求します。
  • たゆまぬ研究開発により、質の高い商品とサービスを提供します。
  • 限りある資源とエネルギーを大切にし、地球環境を守ります。
  • 一人ひとりの個性を尊重し、いきいきとした職場を実現します。

と掲げています。

※公式サイトより引用

事業領域に着目すると、「水まわり」と明確に言語化していますね。

株式会社NTTドコモでは、

「私たちは『新しいコミュニケーション文化の世界の創造』に向けて、個人の能力を最大限に生かし、お客様に心から満足していただける、よりパーソナルなコミュニケーションの確立をめざします。」

※公式サイトより引用

としており、こちらも「コミュニケーション」に関する事業であることが分かります。

ここでは、3つのポイントを紹介しましたが、必ずしも全てを含んでいなくても良いですので、参考にしてみてください。

企業理念の作り方3つのステップ

企業理念という言葉とともに頻繁に出てくるカタカナ言葉でもある3つがあります。

  • ミッション
  • ビジョン
  • バリュー

です。企業理念を新たに作成する場合には、まずはこの3つを決めていきます。基本的な考え方としては、

企業理念=ミッション・ビジョン・バリュー

として良いでしょう。

ポイントは作り上げていく順番ですが、以下に書く順番で実際に取り組んだとき、自分とその企業のメンバーは一番納得のできるものに仕上がりました。

ミッション、ビジョン、バリューのそれぞれの意味と、3つがまとまった有名企業の事例を紹介していきます。

ステップ1:バリューを決める

バリューとは「価値観」です。

まず、企業として大切にしたい価値観の単語をブレーンストーミングのように書き出していきます。

そして書き出された単語を集約していき、最終的に3~5つの単語に集約していきます。

似たような言葉や実は同じ意味の言葉もあったりするので、そうした言葉を参考にしながら連想し、最も想いを乗せられる言葉を考えていくのです。

ステップ2:ミッションを決める

バリューが決まったら、ここでミッションを決めます。

ミッションを言い変えると、

「成し遂げたいこと」

です。

バリューを決めたときの単語を眺めながら、大切にしたい価値観を思い浮かべながら、この組織で何を成し遂げたいのかを考えていき、それを言葉に変えていきます。

なかなか決まらないからと言って焦る必要はありません。

考えて考えて考え抜かないと良い企業理念は生まれないはずです。

ステップ3:ビジョンを決める

最後の仕上げにビジョンです。

ビジョンは、

「見たい景色(世界)」

と表現すると分かりやすいでしょうか。

もしくは、

「実現したい社会」

と表現したほうが分かりやすいかもしれません。

どんな世界が見たいのかを言語化していくのです。

大切にしたい価値観、それを基に成し遂げたいこと、成し遂げた暁に見たい景色。

そんな順番ですね!

MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の事例

ここで、2社の有名企業のMVVの事例を紹介します。いずれも一貫した表現がなされていると思いますので参考にしてみてください。

◆パナソニック ホームズ株式会社

Mission(パナソニック ホームズの使命)

私たちは、お客様一人ひとりの想いを受け止め、くらしの知恵と先進技術で新・くらし文化を創造し、世代を超えて続く感動とご満足をお届けします。

Vision(パナソニック ホームズが目指すもの)

「ワクワクするくらしを創造する企業No.1」

くらしを楽しく、人生を豊かにするためにできることを考え、知恵と技術で、革新する毎日を。

それは私たち自身を豊かにし、お客様のくらしの可能性を広げてくれるものへと繋がります。

世代を超えて続く感動とご満足をお届けするために、私たちはお客様一人ひとりの想いを、日々の活動を通じてカタチにすることで、新・くらし文化を世界中に広げていきます。

Value(パナソニック ホームズの価値基準)

「すべてはお客様のために」

私たちは、「誠実・信頼」「チーム・連携」「挑戦・革新」「行動・自責」「成長・プロ意識」の5つの価値基準を大切に全部門の事業活動を通じて、お客様のくらしに貢献します。

※公式サイトより引用

◆コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社

<企業理念>

Paint it RED!

未来を塗りかえろ。

<Mission>

すべての人にハッピーな

ひとときをお届けし、価値を創造します

<Vision>

  • すべてのお客様から選ばれるパートナーであり続けます
  • 持続可能な成長により、市場で勝ちます
  • 常に学びながら成長します
  • コカ・コーラに誇りを持ち、誰もが働きたいと思う職場をつくります

<Values>

  • 学ぶ向上心を忘れません
  • 変化を恐れず機敏に行動します
  • 結果を見据え最後までやりきります
  • 誠実と信頼に基づいた気高い志で行動します

※公式サイトより引用

上記の例はどちらも素晴らしい企業の事例ではありますが、一つ一つの言葉自体は難しい言葉を使っていませんし、ミッション・ビジョン・バリュー、それぞれが明確に区別できるものでもない言葉が含まれていて、場合によってバリューと思われる言葉がビジョンにあったり、ビジョンとも思える言葉がミッションにあったりする言葉もあります。

あくまでも企業が独自の言葉で表現するものなので、枠に当てはめるということではなく、自身をもって自社の理念を表現できれば良いと考えています。

企業理念やMVVを組織内に浸透させる6つの方法

理念浸透

さて、企業理念やMVVを苦労して作り上げたからといって、その言葉が企業内の従業員や企業外のステークホルダーに伝わっていなければ意味がありません。

さもなければ、いわゆる“お飾り”となってしまいますし、残念ながらそうした企業理念やMVVがお飾りになってしまっている企業もしばしば見かけます。

企業理念やMVVを組織内に浸透させるためには、以下の方法が重要だと考えています。

方法①:リーダーシップの背中

リーダー層が企業理念を言行一致により体現し、日常的に実践することが不可欠です。リーダーが理念に基づいた行動を見せることで、社員はその影響を受けやすくなり、組織全体に浸透しやすくなるのです。

方法②:明確なコミュニケーション

企業理念やMVVは従業員に対して明確かつ継続的に伝え続けられる必要があります。webなども含む社内報、会議、ワークショップなどを通じて、企業理念やMVVがどのように組織の活動に関連しているかを具体的に説明(解説)し、組織全体で共有することが大切です。

方法③:教育とトレーニング

従業員に企業理念やMVVに関するトレーニングの機会を提供することで、その理解を深め、共感を生むことができます。例えばプロジェクトなど、具体的な事例や成功事例を交えた教育を通じて、理念がどのように実践され、反映されているかを示すことが有益です。

方法④:評価と報酬の結びつけ

従業員の行動や業績が企業理念やMVVにどれだけ一致しているかを評価し、報酬と結びつけることで、理念の実践が促進されます。従業員が企業理念やMVVを体現している場合には、その行動や成果が評価される環境を整えることが重要です。

人事評価制度については、別の記事でも紹介していますので参考にしてください。

方法⑤:参加型のアプローチ

これは中小企業特有のことではありますが、従業員が企業理念やMVVの形成に参加できるような仕組みを整えることで、理念への共感と所有感が生まれます。ワークショップやフィードバック面談などを通じて、従業員からの言葉を知るとともに、その意見を取り入れることが良いと考えています。

方法⑥:日常業務への統合

企業理念やMVVは“絵に描いた餅”の単なる文言ではなく、日常業務においても実践されるべきであることには触れてきました。従業員の日常業務におけるプロセスや意思決定において、判断基準として企業理念やMVVを常に考慮することで、組織の活動全体に浸透させることができます。

企業理念やMVVを組織内に浸透させるためには、これらの方法を組み合わせて実践していくことが重要になります。

さいごに

理念は会社の拠り所

企業理念は、社長・役員・従業員全体の拠り所となります。

判断に迷うとき、悩むとき、企業理念に立ち返って物事に対応する。

そんな自律的な従業員になってもらうためにも、強い組織になるためにも、たとえ多くの時間をかけることになったとしても、しっかり決めておく必要があるのです。

歴史的な偉人や有名経営者が創業した企業のような立派な言葉になっていなくても良いと考えていますが、想いを乗せた納得のいく言葉にすることを意識しましょう。

もし、事業承継等でスーパーカリスマ性や超絶エネルギーを持った社長から代替わりなどがある場合は、改めて企業理念という形で言葉に明確に残すことを考えてみてはいかがでしょうか?

当社が力の限り支援させていただきます!

お客様の声のご紹介

お客様へのインタビュー動画をご紹介しています。お気軽にご相談いただけますと幸いです!

一緒に読んでいただきたい関連記事

著者

大原 健佑

出身:長野県長野市 最終学歴:東北大学 工学部 金属工学科 卒
保有資格:中小企業診断士・QMS審査員補/2015 (JRCA登録番号:A22594)(ISO9001審査員資格) ・QC(品質管理)検定1級 ・フォークリフト ・床上操作式クレーン ・玉掛け

ものづくり企業の生産性向上と人財育成を促進する専門家。
「現場が自ら動く!」「現場に任せる!」「業務改善を圧倒的に加速させる!」「技術開発を確実に進める!」をベースに、各ものづくり企業の業務改善プロジェクトに参画し、プロデュースを行っている。