成長が加速度的に!~小さなことを積み重ねる【1%志向】~

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成長が加速度的に!~小さなことを積み重ねる【1%志向】~

積み重ね

これまでにはこのサイトでも、過去に努力してきたダイエットTOEICについてブログに書いてきました。

この度、『小さなことを積み重ねる』ということを定量的に表現している情報を見つけましたので、私の解釈も交えて紹介していきます。

突然ですが、私も尊敬する元メジャーリーガーのイチロー(ICHIRO)さん。

「小さなことの積み重ねがとんでもないところに行くただ一つの道」

という名言がありますね。

イチローさんの言葉だと、小さなこと=ヒット1本、とんでもないところ=ヒット4,000本、みたいなイメージがありますが、その言葉の本当の意味であったり、それが一体どのくらいなのか、ということに迫っていきます。

1年でどれだけ成長できるか

どれだけ?

小さなことを積み重ねるといっても、ある程度の期限を区切らなければ、ずーっと努力するなんてできません(^ ^;)

イチローさんも、最初から25年間、あるいは一生がんばろうとして努力を積み重ねたのではないと思います。(そうであってくれ!)

毎年毎年、毎試合毎試合、1打席1打席、という区切りの中で小さな努力を積み重ね、それを継続してきた結果が長い努力であったのだと思います。

と、いうわけで、ここでは期間を「1年」と区切ることにしましょう。

そして、そのために一日一日、日々成長するための努力をしていくとしましょう!

小さな努力とはどのくらいか

議事録

さて、1日に成長できる、あるいは、成長のために努力できる量ってどのくらいなんでしょうね?

ここで、こんな言葉を思い出してみます。

1990年代後半にブレイクしたバンド、19のナンバーから「あの青を超えて」。

その歌詞の一節です。

生きて行く事は掛けて行く事
僕“らしく”意味を追い駆けて
どんなにもチャンスが巡ってきても 僕が“ゼロ”なら意味がない
引用元:『あの青を超えて』歌:19 作詞:ナカムラミツル 作曲:イワセケイゴ

ということで、成長は掛け算にしてみましょう。

掛け算の比率は、もうここはなんとなく、

1日1%!

としましょう。

1%というと、“小さなこと”というニュアンスになりますものね(笑)

1日1%の成長を積み重ねると、、

積み重ね

さて、1日に1%の成長するための努力をする。それを1年継続する。

計算式にすると、1.01の365乗!

それを計算すると、

なんと、

 ≒37.783 です!!

これ、けっこう衝撃ですよね。

1年前に『1』だった自分が、1日1%の成長を1年続けると『約38倍』になるんです。

反対に、何も考えずにただただ時間を過ごしてちょっと年を取って1%衰えたとしましょう。

その計算式は、0.99の365乗!

その答えは、

なんと、

 ≒0.0255 です!!

これまた恐ろしい数字です!!

1日1%でも成長しましょうね!

そうすれば、1年前の37.783倍に成長できるんですものね!

反対に、1日何もしないで1%衰える日常を過ごすと、もともと1だったものが、なんと0.0255になってしまうんです。

昔から

「継続は力なり」

とはよく言ったものですが、このように数字にしてみると実感が湧くのではないでしょうか?

1日1%ってどれくらい?

積み重ね

1日1%の努力ってどのくらいなんでしょうね?

ちょっと計算してみましょう。

1日=24時間

24時間=1,440分

ということは、

1日の1%=14.4分!!

これは1日24時間にしましたが、当然寝ている時間もあるわけです。

そこで、起きていて活動できる時間を1日16時間とすると、

1日=16時間

16時間=960分

ということは、

1日の1%=9.6分!!

なんとたったの9.6分努力すればいいわけです!

この約10分の時間くらいは作れるのではないですか?

学びの時間と決めて本を読むのも良し、勉強するのも良し、体動かすのも良し、何かチャレンジの時間に使えると、きっと1年後には大きく成長していることでしょう。

おわりに

積み重ね

今回は、努力を積み重ねることの大切さと、本当に小さな努力でも大きな成長や成果に繋がるということを実感していただくための記事を紹介してきました。

これを書いている私自身も、心新たに、1日1%の努力をしようと思っています。

ちなみに、

「じゃあ2%努力したら?」

と思う方もいるでしょうが、それは実はあまりお勧めしません。

努力の量が今に対して大きすぎると、継続できない可能性が高くなるからです。

イチローさんも引退会見でこう言っています。

人よりも頑張ったということはもうとても言えないですけれども、そんなことは全くないですけれども。自分なりに頑張ってきた。ということはハッキリと言えるので、これを重ねてきて…重ねることでしか後悔を生まないということはできないんではないかなという風に思います。

引用元:イチロー引退会見

人よりがんばろうと思って1%をムリに2%にしようとするのではなく、自分なりに1%を積み重ねることが大事かなと思うわけです。

記事を書いている途中に、大ファンだったイチローさんを思い出しましたので、少しムリヤリな感がありましたが、いずれにしても、

「小さな努力をコツコツと」

これでしか成長できないのかなと思うわけです。

今後も、お客様により質の高いサービスを提供するための努力を続け、より質の高い情報をお届けしていきます!

乞うご期待!

著者

大原 健佑

出身:長野県長野市 最終学歴:東北大学 工学部 金属工学科 卒
保有資格:中小企業診断士・QMS審査員補/2015 (JRCA登録番号:A22594)(ISO9001審査員資格) ・QC(品質管理)検定1級 ・フォークリフト ・床上操作式クレーン ・玉掛け

ものづくり企業の生産性向上と人財育成を促進する専門家。
「現場が自ら動く!」「現場に任せる!」「業務改善を圧倒的に加速させる!」「技術開発を確実に進める!」をベースに、各ものづくり企業の業務改善プロジェクトに参画し、プロデュースを行っている。